ちまちま倶楽部

そんなに器用じゃないけど、ちまちましたものを作るのが好き。できたもの、作りながらちまちま思うことなど徒然なるままに書いています

【子供のアトピー】アレルギー検査を受けた率直な感想

こんにちは。
今日は日々ちまちま作ったもののご紹介ではなく、子供のアトピー、湿疹の問題についてです。

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我が家の長男(三歳)は生後半年ぐらいから湿疹があり、ずっと通院治療しています。季節や日によってもよくなったり、悪くなったりですが、すっきり治ることはありません。
 
その長男について、先日アレルギーの検査を受けました。
 
以前から検査には興味があったのですが、湿疹の治療で通う小児科でも皮膚科でも勧められたことはありませんでした。ですので、漫然と「特に必要ないのかな?」と思っていました。

ですが、子供のアトピーに向き合ってきて、私はアトピーの治癒には四つのアプローチがあると考えるようになりました。
 
一つは、今現在出ている症状を改善するためのアプローチ。
 
湿疹に対して薬を塗る、痒み止めの薬を飲むなどの方法です。
 
これについては、通院している皮膚科で症状が酷い場合用にステロイドの入った軟膏を処方されています。また、市販の乾燥肌用のクリームも使っています。
 
二つめは、症状が出ないようにするための予防的アプローチ。
 
一般に肌が乾燥すると痒みが出てかきこわし、傷になり、また痒くてかきこわすという悪循環が生じるため、掻かない=乾燥させないための処置です。
 
これについては日中もまめに保湿を心がけること、お風呂のお湯はぬるめで長湯しない、ボディーソープを使わない、入浴剤を使う、湯上がりにすぐ保湿剤を塗る、水分補給を欠かさない、洗濯洗剤は無添加のものを使うなどを心がけています。
 
三つめは、体質を改善するためのアプローチ。
 
子供を病院に連れていくと、必ず「お父さんやお母さんはアトピーですか?」と聞かれます。私がアトピーなので遺伝的にアトピーになりやすいのだそうです。元々なりやすいのなら、なりにくい体質に変えればよいのだと思うのですが、この点について有効な手段があるのかは分かりません。
 
我が家ではどくだみ茶などを試していますが、アレルギーを改善する乳酸菌を使った商品なども興味深いですね。
 
最近の長男の湿疹は手足、特に指付近がひどく、身体全体にカサカサした感じになっています。(ステロイドは使っていません)
 
先日、テレビ番組で足の踵が乾燥していると下肢への血流が悪くなっていると紹介されていたので、長男も末端への血流が悪いのではと疑っています。
 
子供は暑がりだから~とよく言いますが、長男は私より厚着でも「暑くない」と言いますし、就寝時も布団を被りたがる(私は暑いので不要)ことからも疑わしく感じています。
 
そして四つめは、原因の除去的アプローチ。
 
そもそも痒くなる、湿疹が出来る原因を突き詰めて排除することです。
 
私はダニアレルギーですので、何となく長男も同じかな?と思っていたのですが、果たして本当にそうなのか?はたと疑問に思いました。
 
原因がはっきりしていなければ、効果的な対処なんてできない!と思い立ち、アレルギー検査を受けることにしたのでした。
 
検査は血液検査のみで、一般的な39項目について調べてもらいました。
 
結果は…
 
 
 
ハウスダスト、ダニ、スギなどの花粉やカビ、牛乳、卵、カニ、エビなどほとんどの項目について陽性または疑陽性でした。
 
…私にはかなりショックでした。ショックで二三日はずっとしょんぼりしていました。
 

ですが、原因が知りたくて検査をしたので、結果が出たからと落ち込んでいるわけにはいきません。予測していた通り、陽性の中でもハウスダストとダニは飛び抜けて数値が高かったので、当面はこの二つの対策に力を入れていくことにしました。掃除の徹底ですね。

 

実は今回のアレルギー検査について、医師はあまり積極的ではありませんでした。元々は五ヶ月の次男も一緒に検査を受けることを考えていたのですが、次男の検査はやんわり断られました。

長男は食べ物でじんましんが出たわけでも、アナフィラキシーショックの症状が出たわけでもありませんでした。湿疹が治らないから一度検査をしたいという漠然とした理由だからかしらと考えていましたが、検査を受けてみてその訳が分かった気がします。

 

長男は三歳ですので、離乳食も一般的なガイドラインに従って進め、食べ物はこれまで制限なく食べてきました。特にじんましんなどが出なかったからです。

ですが、もしこのアレルギー検査を離乳食が始まる頃や、始めて間もない頃に受けていたとしたらどうでしょう?

陽性と結果が出たものについて、私なら子供に与えるのを躊躇していたと思います。

医師から、「今まで食べてきていたものは検査結果が陽性でもこれまで通り与えて下さい。止めると余計に食べられなくなります」と言われたにも関わらず、実際、数値の高いものについては除去しようかと一瞬迷ったのでした。

お子さんのアレルギー検査を考えておられる親御さんは、検査結果が陽性=絶対食べてはダメということではないということを踏まえて、検査に臨まれるよう注意していただきたいです。

私は長男の湿疹の原因が分かり(といってもどれも陽性なので要因と考えられますが)、対処の方針がたったので役立ちましたが、興味本意での検査はおすすめできません。

採血も予防注射とは違い、じっとしていなければならないため子供には負担が大きく、嫌がって泣く子供をみるのも辛かったです。私が、アレルギーなどないように産んであげたらよかったとつくづく思いました。

以上、アレルギー検査を受けての率直な感想でした。長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

また、取り組んでいることをいろいろご紹介できたらなと思います。

 

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