ちまちま倶楽部

そんなに器用じゃないけど、ちまちましたものを作るのが好き。できたもの、作りながらちまちま思うことなど徒然なるままに書いています

長男のアトピーを何とかしてあげたい 薬での治療編

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今日はちまちま作ったものではなく、ちまちま気にしていること。

 

我が家の長男(二才)はこの時期になると乾燥で湿疹がひどくなります。

 

初めて湿疹が出たのは生後四か月の頃。

口の周りにちょっとした湿疹ができていて、予防接種に行った小児医院でついでにアルメタ軟膏を一本もらいました。

「余ったら、大人も使えるからね」

と気軽に言う医師の言葉に、ちょっと薬を塗っておいたらすぐ治るのだろうと思っていました。

 

が、顔の湿疹は薬をやめるとまたぶり返し、その後は全身にも湿疹が増えてきました。

初めにもらった軟膏がステロイドだとのちに調べて知った私は、簡単にステロイドを使ってもいいのか?他にステロイドではないよい薬があるのでは?と思い、セカンドオピニオンのつもりで別の小児科へ。

そこでは痒み止めの飲み薬(ザジテンシロップ)と保湿のためのローション(ヒルロイドローション)、そして同じくステロイド軟膏(キンダベート)が処方されました。

痒みがあると掻いて症状がひどくなる。肌が乾燥すると痒くなるので保湿し、とにかく掻かないようにするのが重要。そして今ある湿疹は、やはりステロイドでしっかり治療することが必要との見解でした。

 

お風呂上りに、湿疹のあるところは軟膏。ざらざらしているだけのところにはローション。朝、着替える時には体全体にローション。という生活がここから続きます。

が、湿疹の状態は良くなったり悪くなったりでなかなか治りません。朝、忙しくしていてローションを塗り忘れたり、ちょっと良くなったからと塗るのが雑になったのもよくなかったのだと思います。

一才になる頃には手首や関節の部分の湿疹がひどくなり、もう一段階強いステロイド軟膏(ボアラ)も処方されるようになりました。そして保湿剤に白色ワセリンも加わります。今までのローションよりも保湿効果が高いためです。

ステロイドの段階が上がってしまい、これ以上ひどくなったらどうしようという不安となかなか治らないことへの焦りから、これからはきちんと薬を塗って早く治したいと私は決意を新たにします。

が、お風呂上りも着替えの最中も決してじっとはしてくれない長男。走りまわり、しゃがみこんでおもちゃで遊び、薬を塗るだけで一苦労です。入浴後は素早く保湿しないと効果が落ちてしまうと焦ります。ただの着替えが数分で終わらずどっと疲れることも。

頑張って薬を塗っても、湿疹は相変わらずすっきり治りません。が、二才になった頃には顔には湿疹は出なくなりました。体の湿疹もお腹と背中は症状が落ち着き、綺麗になってきました。

そして、この頃からは皮膚科に通い始めました。別用で行く機会があったのがきっかけだったのですが、「餅は餅屋」。扱う薬の種類が多いとも聞き、皮膚科への興味はもともとありました。

ここでも前医のお見立てと同じで、処方される薬は同じでした。今までやっていたことが正しかったと安心するとともに、これ以上の方法はないのかと落胆する気持ちでした。

今もこの皮膚科に通い続けていますが、症状はやはり一進一退。寝る前にかきむしる長男に痒みだけでもなんとかおさまれば・・・と市販のかゆみ止めを塗ったりもしますが、あまり効果はないようです。

私自身も子供の頃アトピーがあり、大人になって落ち着いたのですが、周囲でも同様の人が多く、皮膚が強くなる日を待ちながら気長に付き合っていくしかないのかなと感じています。

そして、薬以外にも自分でできそうなこと、考えられることをちまちまやっています。そちらはまた、別の回で書いていきたいと思います。