ミルク缶の活用法 ミルク缶を見て思い出すこといろいろ
赤ちゃん連れで近所を散歩していると、よく声をかけられます。特に年配の方に。
「可愛いね~、何か月?」
から始まって、
「男の子?一人?うちも孫がいて・・・」
と、少し会話を交わして終わりということが多いのですが、たまに
「母乳?」
と、唐突に聞いてくる年配の女性。
あれって、なんなんでしょうね。
「いいえ~、ミルクなんです」
って、もし答えたら、
「母乳じゃないとだめよ!〇$#△&・・・!!」
と、母乳育児のすばらしさを長々と語られるんだろうか?
それとも、
「私も出なくて苦労したのよ~。%$〇&#・・・」
と、何か有益なアドバイスがもらえるのか?
前者の「母親失格ねアナタ」みたいな展開になるのが嫌で、混合育児している私はいつも
「ええ~、なんとか母乳です」
と答えています。ミルクは補助的に使っているので嘘じゃないし、こちらの事情も知らない見ず知らずの人にごちゃごちゃ言われたくないというのが本音。
実際、そう答えると
「ああ~、そう・・・よかったね」
で終わることが多いので、今どきの母親は育児に手抜いてんじゃないの?的にチェックしたい人が多いのではと思ってしまいます。
今、次男が授乳期ですがほぼ完母に近い混合。対して、長男の時は母乳は六割ぐらい。
産後の体調回復が遅かったのと、初めての育児でいろいろテンパっていたため、母乳育児が軌道に乗らないまま卒乳となってしまいました。
長男と外出してる頃、本当にこの手の質問が多く嫌でした。田舎だけですかね。
そのなかで、「母乳が出なくていろいろやったがダメだった」という体験談を話してくれた近所の方がいました。
その方の表情、口ぶりなどは今でも鮮明に覚えています。周囲も完母で育てている友人ばかりで、何となくプレッシャーや負い目を感じていた私にとっては、とってもうれしかったんだなと今になって思います。自分だけじゃないんだと思ったんでしょうね。当時はそんなこと感じる余裕もなかったですが・・・。
というわけで、我が家ではたくさんあるミルクの空き缶をアレンジして使っているものがいくつかあり、次回ご紹介します。