ちまちま倶楽部

そんなに器用じゃないけど、ちまちましたものを作るのが好き。できたもの、作りながらちまちま思うことなど徒然なるままに書いています

【手作りおもちゃ】ゴミと思っても捨てないで!廃材を使った超簡単おもちゃ

何かのパッケージ、空箱、紙袋、チラシ、空きボトル、包装のリボン・・・

大人にとっては不用品でも、好きなイラストが描いてある、面白い音がする、見たことがない形をしているというポイントがうけて、子供にとっては大事なおもちゃだったりします。

「あのー、それもういい加減捨てていいですか?ゴミなんで」と思いつつ、「いや、こんなに気に入ってるのに捨てるのは忍びない」という葛藤。子育て中のみなさん経験したことありませんか?

今回は、「捨てるのが忍びない」の気持ちが勝り、ゴミからおもちゃに昇格させた我が家の面々を紹介します。長男(二才)が長く気に入って遊んでいるものばかりです。

ペットボトルのキャップでガラガラとぽっとん

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ペットボトルのキャップの中にビーズを入れビニールテープでつなげたものです。誤飲を防ぐためにキャップは3個以上つなげてください。ガラガラとしても遊べますし、先日紹介したミルク缶の蓋に穴をあけたものにぽとんと落として遊べます。大きさの違うビーズや入れるビーズの量を変えると音が違うガラガラが出来上がります。

 

ガチャのカプセルでカタカタころころ

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ガチャガチャのカプセルにブロックを入れただけです。ガラガラと一緒で、振るとカタカタ音がします。また、重いものを入れて転がすと不規則に動きます。中が見えるのが楽しいようで、ずっと転がして眺めています。最近は自分で蓋を開けて違うものを入れて遊んだりしています。

 

ラップの芯

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はい、ただのラップの芯です(笑)。加工ゼロ(笑)。

東村アキコさんの育児マンガ「ママはテンパリスト」に出てくる愛息ごっちゃんも掃除機の棒を振り回して遊んでいましたが、我が家の長男も棒は好きです。

一才の頃は太鼓のバチのようにミルク缶を叩いたり、転がして遊んだり。二才になった今は、積み木のように立てて置いて長さを比べたり、上に積めるかチャレンジしたり。芯の径が違うので、太いものに細いものを通して落としたり、ミニカーを通り抜けさせたり、私の耳に当ててひそひそ話をしてきたりと様々な使い方をしています。

ただの筒なのですが、年齢とともに遊び方にも変化が見られ成長を感じさせます。時には、固定観念で凝り固まった大人には思いもよらない使い方をしていて、柔軟な発想に感心させられます。

マステを斜めに巻くように貼ると見た目にもきれいですし、転がした時に柄が斜めに流れて面白いです。

 

ペットボトルでシェイクしまくれ

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 ペットボトルにゴム製の金魚(夜店のスーパーボール掬いでもらったもの)と水を入れただけ。持って振るとじゃぶじゃぶ音がして、振り方によって動きが変わる金魚を見ているのが面白いらしいです。もう一つは、ペットボトルに鈴を入れたもの。振るとものすごい大きな音がするので、他の音が何も聞こえず大変困るのですが(汗)、マラカスのように持って遊んでいます。

 

お気に入りだけマグネットシール 

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プラレールトミカが入った入浴剤。中身を使った後も長男が箱が気に入っていてしばらく積み木のように並べたり積んだりして遊んでいました。が、空箱なのですぐに潰れてぐちゃぐちゃになってしまいました。

また、店頭に置いてあるトミカプラレールのカタログも、

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中にトミカプラレールがずらりとあり、長男のお気に入り。

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が、なにせ薄い紙なので、破れたりぐしゃぐしゃになってきます。そこで、捨てる前にほしい部分を切り取り、マグネットシートに貼り付けてシール遊びができるようにしました。

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長男が今気に入っているものをセレクト。重機、貨物、特殊車両が中心です。

ホワイトボードに貼り付けて遊んでいます。

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他にも、我が家ではシールはそのほとんどをマグネットにしています。いろんなところに貼られるのを防止するため、また、何度も貼って長く遊べ、指先を使うおもちゃとしても最適だからです。

 

いかがだったでしょうか。

不用品でも子供にとっては十分遊べるおもちゃになります。これらのいいところは、簡単安上がりでできること。もともと捨てるつもりのものだったので、子供が遊ばなくなっても迷わず処分できる点でしょうか。せっかく買ったおもちゃもすぐ飽きられると悲しくなりますものね(涙)。

最近、長男はラップ芯の中に通せるものと通せないものがあることに「なんで?」、ガチャガチャのケースを振った時に音が違うのも「なんで?」と疑問を口にするようになりました。

「ほら、これとこれは大きさが違うでしょう?」「これは柔らかいから音がしないね」など、体験したことを論理的に整理し、理解していく段階にきているのだなと感じます。

マグネットシールは車種ごとに並べたり、似た形のものを一か所にまとめたりと、いままでとは違う明確なルールがうかがえることもあり、子供の成長が感じられる特にお薦めのおもちゃです。写真、イラスト、包装紙、チラシ、素材も身近なところにたくさんありますのでぜひ作ってみて下さい。